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有害な文学作品とはどんなものなのでしょうか?
残酷やグロテスクな表現があるもの、過激な性表現があるもの、犯罪を助長するものなどが浮かぶかと思います。
私が思いついたのは「ごんぎつね」です。
国語の教科書の教材に使われていますから、内容はみなさんご存知でしょう。
ネタバレありでいきます。
もし、内容を忘れたとかあればあらすじを確認してください。
あらすじ
(リンク先:Wikipedia「ごん狐」)
相手は動物ですが、嫌なことをしてきた相手を撃ち殺すという残酷表現です。
悪いことをしたけど償いをしていこうとしているのに撃ち殺されるという残酷表現です。
ごんも兵十も読んだ人も誰も幸せになれません。
テレビでキツネを見るたびにごんぎつねを思い出して胸クソ悪い気持ちになります。
私の心にキズをつけた作品です。
良くも悪くも心に残る作品だとは思います。
なんだかんだいってだいたい30年くらい前に出会ったのに、いまだにこのようになんやかんや言えてます。
テレビで放送されたアニメのことも覚えています。
ビデオテープに録画してあって何度も観ました。
観たら嫌な気持ちになるけど、何度も観てしまっていました。
ごんぎつねは名作であるということには同意します。
しかし、国語の教科書の教材にするのはどうなんでしょうか?
心に響くけど衝撃が強く閲覧注意と紹介されていて、読む場合は自己責任とする作品とすべきでないでしょうか?
ふと、ACの桃太郎のCMを思い出しました。
私は、あのCMで「窃盗だろw」「桃の気持ち考えたことがあるのか!」とかコメントしている人々みたいなものでしょうか?
あと、視聴者からの苦情で放送中止になったキリン氷結や三ツ矢サイダーのCMを思い出しました。
オチをつけるならは「ごんぎつねをまた読んでみたくなった/観たくなった」です。
私はその程度の凡人です。