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目次
はじめに
私はキーボードがうまく速くは押せません。
なので、ソフトウェアキーボードのようなものに常に関心があります。
最近、新しい4K 21.5 iMac2017を購入しまして、OSもMojaveにしました。
それで、気づいたこの機能です。
実は、High Sierraのときから追加された機能らしいですが、これまで気づいていませんでした。
主にキーボードビューワとの比較になりますが、断然こっちのほうが使いやすいのでまとめます。
表示されない問題
なぜか私の新iMacでは、最初はアクセシビリティキーボードが有効になりませんでした。
通常は、システム環境設定のアクセシビリティのキーボードのところで有効にチェックを入れれば使えます。
だけど、なぜかチェックを入れても表示されません。
そこで、Appleのサポートに連絡したところ、解決法を指示されて解決しました。
ユーザーフォルダのライブラリのPreferencesにあるcom.apple.なんちゃらのファイルを削除して再起動したら、使えるようになりました。
これは、私の旧iMacから新iMacへのユーザーデータの移行の仕方に問題があったと思われます。
この移行の話は、また別の記事にまとめます。
ほどよいサイズ
テンキーまで含んだキーボードビューワよりも横幅がないです。
だから、キーの高さがあってキーが押しやすいです。
アクセシビリティキーボードのサイズ自体を大きくすればいいのですが、そうすると画面を占有し過ぎて使いづらくなります。
リアクションがある
マウスカーソルをのせたとき、キーをクリックしたとき、キーがハイライトされます。
どのキーを押せたのか、いつも確認できるのは、押し間違いが減って助かります。
シフトとかコマンドの修飾キーが押したままにできる
これは、もともとあるアクセシビリティの複合キーの機能そのものです。
複合キーは、シフトやコマンドキーなどの修飾キーを1度押したら押したままの状態にします。
キーボードビューワでは、この複合キーを有効にして、かつキーボードビューワのキーを押す必要があります。
アクセシビリティキーボードでは、複合キーの設定なしで修飾キーを押しても押したままになります。
表示、非表示をホットコーナーで
ホットコーナーという、画面のすみっこにマウスカーソルを置いておくと何かアクションを起こせる機能があります。
この機能で、アクセシビリティキーボードの表示、非表示を切り替えられます。
マウスの移動だけで切り替えられるのは助かります。
カスタマイズできるらしい
パネルエディタというもので、アクセシビリティキーボードキーなどを変更できるようです。
今のところ、私はデフォルトのもので満足しているので変更する予定がないです。
スリープから復帰時に使える
私はキーボードはうまく押せませんが、いちおうスリープ時のパスワードは設定しています。
だから、スリープ解除するときはなんとかキーボードを押しています。
キーボードビューワはスリープ解除時は使えません。
それが、アクセシビリティキーボードは、スリープ解除のときから使えるのです。
これは、けっこうありがたいものです。
Windowsのスクリーンキーボードに近づいた
かなり使えるアクセシビリティキーボードですが、Windowsではかなり前から同じようなソフトウェアキーボードが実装されていたと思います。
さらに、Windowsではログイン時からそのソフトウェアキーボードが使えます。
Macでは、スリープのパスワード解除でも使えるようになりましたが、ログイン時には使えません。
Macでもいつでも使えるようになってほしいです。