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はじめに
映画レビューでいいかもしれませんが、映画版、serial edition、complete edition全てを観てからの感想なので、単に「レビュー」としています。
最初に観たのが映画版で、そのときはパソコンでなんかしながらのながら見でした。
最近、テレビや映画の録画がたまっているからですが、真剣に観ないといかんなと反省しております。
そんな視聴でも、観終わった後に「なんか気になる、また観よう」と思わせられた作品です。
そして、もう一度観てから「どうやらこの作品のファンになった」と気づいたのでした。
自分でも何が気に入ったかよくわからないので、それを探りながらまとめてみます。
各editionの違い
ファンと言いながらもそこまで深いファンではないので、気づいた限りを。
映画版とserial editionは、それぞれに追加部分と削除部分があるようでした。
それはほんの少しの違いなんですが、ちょっと味わいが変わります。
だから、それぞれに楽しめると言えます。
どちらも見逃せなくて、「作者側、やるな!」とも言えるし「ズルイな」とも言えます。
complete editionは、全てのシーンが入っているようです。(不確定)
だけれども、映画版とserial editionもなんかまた観たくなっちゃうのはなぜかわかりません。
リッブヴァンウィンクルて何?
まず、やっぱり気にかかるのはそのタイトルです。
検索すると、時代に置いていかれた人みたいな意味のようです。
これはなんだろう?と思わせる作戦なのかもしれないですね。
それよりも何よりも、その主人公の配役に黒木華さんを使っているところが、まさに適材適所だと感じました。
ドラマ「重版出来」での黒木華さんはなんかイマイチだと感じたのですが、この作品ではピッタリだと感じました。
俳優は使いどころが大事だと思った次第です。
カメラワークについて
この作品は、カメラの切り替えが少ないように感じました。
だから、場面や人物に没頭できるところがいいのかもしれません。
私は、最近はそのようにじっくりと観て味わうのが好きで、すごく気に入っています。
しかし、それは絵変わりが少なくて退屈とも言えるでしょう。
そこらへんは好みによると思いますが、評価の分かれ目にもなりそうな気がします。
安室とは
綾野剛さん演じる安室は、主人公の七海のことをどう思っていたのかが気になります。
最初から最後まで七海を完全に利用しようとしていたとも、七海がうまく生きていけるように誘導したようにも感じます。
途中から七海に対する気持ちが変わったようにも感じます。
いまだに、観るたびになんか迷います。
これは作者側の狙い通りなのか、それとも私が見方が甘くて何かに気づけていないのでしょうか?
いずれにしても観るたびに楽しめるのです。
まとめ
なんかもっと思うところがありそうですが、既にだいぶ長くなったのでいったんしめます。
ちょっとでも気になる人は、一回観てみてください。
それで、何か気になることがあったらもう一度観てみてください。
すると、前と違う味がするのではないかと思います。
どのeditionから観てもいいと思います。
気に入ったら、他のeditionも観てみたらよいでしょう。