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迷いの森

読書

読書レビュー「羊と鋼の森」※ネタバレ?あり

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読むきっかけ

いまさらながら、話題になって映画化もされたこの作品を読みました。
ときどきは、小説も読んでみたいと思っておりまして、たしかセールかなんかで買っていたこの電子版が候補にあがったわけです。
どこかのレビューを読んだとか、映画を観たからとかの動機ではありません。

 

 

 

引き込まれた理由

読み始めて、すぐに引き込まれました。
この作品は、ピアノの調律を通じて、「美しい」を追い求めるというテーマがあると感じました。
私は、自分は「美しい」と感じるものを持っていないし、美しいと思うものを生み出せてもいないと思いました。
とにかく、いまの自分は「美しい」とは縁遠いと思いました。
だけど、「美しい」にあこがれは持っています。
だから、「美しい」に近づきたい、見つけたいという気持ちから、この作品からヒントを得たくて読みたさがあふれたのです。

 

 

 

美しいへ

「美しい」とはなんなのでしょうか。
そこにたどり着くには絶対にこうすればよい、という確実な答えはないようです。
ふと、自分の周りをよく見てみると、これが唯一の正解と言えるものがない世界は意外とあるようです。

いちおう本業としてやっていたプログラミング。
いまもちょこちょこやってます。
読みやすくてわかりやすいもの、コード行数が少ないもの、実行速度が早いもの、改変しやすいもの。
そのときどきによって目指すものは違ったり、バランスをとったり、いつも迷うものです。

同様に、このブログの記事。
イラストなどのグラフィック。
音楽や効果音を作ることなどなど。

どれも何か明確なポイントを目指しているわけではないですけど、やっていって前よりも進めた気はしています。
どれも目指しているところは、「美しい」につながっているようにも思います。

 

 

 

目指すのか

主人公の外村は、外村が育った環境や性格に目指す方向へのヒントがあるかもしれないと指摘されます。
もしかすると、私も自分の周りや自分が体験してきたことの中に、「美しい」へ近づくヒントがあるかもしれないと思いました。
だからといって、私は「よし、これをやろう!」という何かの決心をしたわけではありませんけど。
ちょっと「美しい」を意識してみようかな、くらいです。

 

 

羊と鋼の森 (文春文庫)

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