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読書レビュー「細胞の中の分子生物学」

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はじめに

たしか私が分子生物学を知り始めたときに、この本を読んだと思います。
一般的な人たちを対象としていて、かなりわかりやすく解説されているとは思いますが、けっこう専門的なところまで突っ込んでいる感じがしました。
高校生物の復習をしたばかりの私は、何度かクラクラしながら読んでいました。
だけど、面白いなと思うエピソードがちょこちょこ書かれていて、飽きずに読むことができました。
今回は、その興味ひかれた部分をひろってみます。

 

 

 

シュレディンガー

(第1章 物質から生命へ より)
生物に関する本でこの名前が出てくるとは思っていませんでした。
私は、理数系でもなくてそんなに詳しくはないのですが、その名前はよく見聞きします。
物理学を専門にされていて量子力学を発展された人くらいは知ってましたが、「生物とは何か?」という講義が話題になったそうです。
その影響で物理から生物に転向した人たちが出たとか。
そういえば、量子生物学とかいうものも聞いたことがあります。
生物学はかなり深く、また多くの人をひきつける魅力があるものなんだなと思いました。

 

 

 

放射性同位元素

(第1章 コラム2 より)
ハーシーとチェイスの実験で、T2ファージと大腸菌を使って、遺伝物質が何かを調べたものがあります。
そこで、放射性同位元素が使われました。
放射性同位元素とやらは高校時代にちらっと聞いたことがあったかもしれません。
しかし、どんなものかはまったく理解していませんでした。
だから、高校化学の復習も始めることにしたのです。

生物の勉強を進めていくには、化学の勉強も必要だと気づきました。
まあ、そもそもDNA、RNAとか、タンパク質の発現なんかも化学変化の組み合わせで成り立っていますからね。

そして、生物の様々な実験でも化学が利用されていることにも気づきました。
あの手この手を使って、多くの研究者たちが謎を解き明かそうとされています。
それは新たな興味深い世界だと思いました。

 

 

 

マイクロRNA、ノン・コーティングRNA

(第2章 遺伝子からゲノムへ より)
RNAといえば、タンパク質を作るためにDNAから塩基を読み取って動くものと覚えていました。
しかし、それ以外の働きをするRNAがあるのですね。
それがマイクロRNAやノン・コーティングRNAなどです。
そうしたRNAの働きがだんだんとわかってきてはいるようですが、また改めて生物の世界は奥深いなと思いました。

 

 

 

その他、気になったこと

線虫、緑色蛍光タンパク質、プリオンなどありましたが、長くなり過ぎるので今回は含まないことにします。

全ての内容を理解できたわけではありませんが、この本は面白いと思うことがたくさんありました。

 

 

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