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読書

読書レビュー「数学文章作法」

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はじめに

数学ガールの秘密ノートが気に入って、全巻読みました。
好きなところは、ズバリそのわかりやすさです。
そんな著者による文章作法ということで、飛びついて読みました。
基礎編、推敲編どちらも読みました。
それで、基礎編と推敲編どちらも含めてのレビューです。

 

 

 

読者ファースト

著者がもっとも重要だと考えていることは、読者のことだとわかります。

  • 読者が何がわからないのか、読者はどんな人々か意識する
  • 読者が誤解しないようにする
  • 読者が理解を進めやすくする

などなど。

それらを考慮した、読者のことを最優先とした文章にどうすればよいかが、「これでもか」というほどに詰め込まれています。
それは、「数学」とタイトルに含まれていますが、文章を書く全ての人に役立つ内容だと思います。

何より、この本がわかりやすいです。
この本がまさに、読者のことを考えられていることがわかる証拠だなと感じます。

 

 

 

わかりやす過ぎて感じるプレッシャー

「この本を読みました」と言うと、「それなのにわかりづらいブログの文章じゃないか!」と指摘されたろどうしようと、プレッシャーを感じるほどです。
また、そんな著者が書いた数学ガールシリーズでさえ理解できないとなると、「自分には理解力がなさ過ぎるのでは?」と自信をなくす気さえします。
数学ガールシリーズなどの人気は、著者が読者のことを真剣に考えて書かれた結果、生まれたものだと確信しています。
その数学ガールシリーズの中でもわかりやすいほうの秘密ノートシリーズでも、私には完全に理解できたと言えない部分がありました。
「あぁ、自分はもうダメかもしれない」みたいな感じです。

 

 

 

わからないのは自分のせい

わかりやすい本を読むと、わかったつもりになりがちです。
そして、わたったかどうかを確認しないままになってしまいます。
アウトプットをしなくなり、理解できていない状態のままです。

ここで、考えるまでもないけど、わからないのは自分のせいですよね。
けっしてわかりやすい本のせいではないと。

まず、どんなわかりやすい本であっても、自分で理解しようという気持ちがなければ理解は進まないでしょう。
「わかりやすい本だから、読めばだいじょうぶ」と油断することもありそうです。

次に、自分がわかったかどうかを確認しない、アウトプットしないことが問題ですね。

 

最近の私の例があります。
最近、Pythonを始めました。
それで、ちょっと定番のソートアルゴリズムを作ってみようとしたところ、調べまくらないと作れませんでした。
自分では、十分にPythonを理解したつもりでしたが、全然理解できていなかったのです。
Pythonの解説書を読んで、理解したつもりになって、アウトプットをしていなかったのです。

 

 

 

コミュニケーション

読者のことを考えることを意識するようになると、文章だけではなく、たとえば話すときにも役に立ちそうです。
常に相手のことを考える、それはコミュニケーションのレベルアップにつながりそうです。

 

 

 

まとめ

読者、相手のことを考えるための、すばらしいガイドブックになる本です。
確実に身につけたい内容が盛りだくさんです。

 

 


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