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はじめに
待っていた「行列」についての今作です。
秘密ノートシリーズは、理数系ではない私でもわかりやすいシリーズです。
そして、機械学習の勉強中で、その中でよく出てくる「行列」について学びたかったところです。
それで待っていたわけですが、読んでみてわかったことや感じたことなどまとめます。
基本をおさえることは大事
これまでに行列の勉強をしてみたことはあります。
学生時代には、たどり着かなかったのか、選択科目でなかったのか、学んでいませんでした。
社会人になって、入門書籍を読みました。
しかし、なんかわかったような気がするくらいで、そのままその後は学ぶことはありませんでした。
今回、今作を読んでみて、まったく行列の理解ができていなかったことに気づきました。
それは、他の数学の分野でもありました。
それを教えてくれるのが数学ガールの秘密ノートシリーズです。
ベクトルとか三角関数とかどれでもです。
最初からしっかり理解を積み上げていくことが大事だと改めて感じました。
行列とプログラム
私はiPhoneのアプリ開発をやったことがあります。
そのときにちょっとアクションの要素があるものを作ってました。
そのときに読んだゲームアプリ開発入門の書籍で、行列の変換などが出てきました。
ゲームキャラの拡大縮小とか回転で座標の変換が必要で、そのときに出てきたと思います。
そのときはあまり理解しないまま、なんとなくですませていました。
それが、この本を読んで「なるほど、それで行列が使えるのか」とわかってきた感じがしました。
また、本書でも解説に使われていましたが、行列の理解にプログラムは使えると思います。
私もプログラムで理解を深めたいです。
機械学習に行列の知識は必要か
とりあえず、簡単なものなら行列に関わらず数学の知識はなくても機械学習のプログラムを作ることはできます。
いまは便利なライブラリなどありまして、またサンプルプログラムなども山ほどネット上に公開されています。
それらを使うと、あっさりとできてしまいます。
いちからプログラムを作る場合でも、機械学習がどんなものか完全に理解できれば、数学の知識なしでもできそうです。
ただ、処理の時間がものすごいかかるプログラムになりそうだし、作る時間もかなりかかりそうです。
数学は、プログラムの処理効率や理解しやすさに大きく関わるものみたいですから。
では、私はなぜ行列のことを勉強したかったかというと、どんな仕組みで機械学習の中で使われているのか知りたかったことがあります。
また、もしかすれば既存のライブラリをカスタマイズしてより精度のいい機械学習をできるようにすることも考えられます。
まだ私はそのレベルにまで達していませんが。
これから先に勉強すべきなこと
この本のおかげで行列の基本はよくわかりました。
あとはそれをどう活用するかを身につけなければなりません。
本当はそれまで含めて「わかった」と言えるのかもしれません。
私は、まだ活用するまでにはいたっていません。
まずは目指すはそこです。
その後に、行列の公式とか覚えていくと、面白い世界が広がっていきそうです。
まとめ
数学ガールの秘密ノートシリーズは大好きですが、今回の行列は特に面白く感じました。
それは、私が行列に関係あるプログラムに関心があったからでした。
行列のスタートとして、これはオススメできると思いました。