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ちょっとDNAや神経などについて知りたくなりまして、この本を見つけました。
中学、高校と生物の部分の勉強が嫌いだったわけではありません。
ですが、この本を読んで「ほとんど知らないか、忘れたことばかりだ!」と気づいた次第です。
そんなわけで、ほぼ知識ゼロの状態の私でも読んでいけたので、わかりやすい本かと思います。
特に面白く関心を持ったのは、細胞とDNAについてです。
細胞小器官にはそれぞれ役割があって、細胞は見事にシステム化されています。
細胞小器官の一つのミトコンドリアが発電をおこなうけど、ミトコンドリアは元は別の生物だった説があるとか。
小説でゲームにもなったパラサイトイブを思い出しました。
DNAからたんぱく質を作るまでのシステムもすこいと感じました。
DNAからRNA、リボソームという連携があり、伝令RNAの塩基からどのようなアミノ酸を運ぶかの解析があるとか。
その解析で塩基の組み合わせとアミノ酸の組み合わせがちゃんと決まっていて、解析の開始と停止も決まっているとか。
優秀なシステムエンジニアでも雇っているんですかい!
この本を読んで、復習して高校の生物だけでも相当に勉強になった気がします。
しかし、もうちょっと知りたいことが出てきました。
たとえば、DNAの解析から翻訳についての詳細とか、神経から筋肉の運動までの詳細などです。
生物の入門としてこの本を選んでよかったと思います。
あと、高校時代にもっと生物に関心を持っていれば、こんな復習しなくてもよかったのかとしみじみ思います。