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はじめに
「東大読書」でオススメの書籍として紹介されていて知りました。
その前に「東大読書」のレビューはまだ書いていませんでした。
読んだ後に放置してままの書籍がたくさんあります、ヒゴダゴジューです。
さておき、本書は深く考えるためのガイドブックみたいなものでした。
考えることに関心を持っていた私には、ジャストタイミングな本になりました。
読書にアウトライナーを使ってみた
今回は本書の内容をしっかりと理解して身につけたいと思いました。
そこで、アウトライナーを読書に使ってみました。
「アウトライン・プロセッシング入門」、「アウトライナー実践入門」で紹介されていた方法です。
時間はかなりかかりましたが、内容よく理解できたと思います。
だいたいは目次みたいなアウトラインになりましたが、自分の言葉で書くことを意識しました。
すると、集中できたようだし、記憶に必要なアウトプットができたことがよい結果につながったと思います。
知的複眼思考法とは
タイトルの感じでは難しそうな印象でしたが、難しい表現などはなく、具体例が豊富でわかりやすい本でした。
著者がどのようにして読者にわかりやすく伝えようかと、必死に考えた感じが伝わってきました。
本書で解説されていた内容は、主にざっくりいうと下記でした。
- 考える読書の方法
- 考える文の書き方
- 考える問いのたてかた
- 考える着眼点
どの内容もわかりやすく納得できました。
ただ、「これはほんの一部であって、もっと考えることはできますよ」ということを著者は文の外でうったえている感じがしました。
本書内で、もっと考えるには?と様々なオススメの書籍が紹介されていました。
また、本書内では解説しきれないと割愛されているところがいくらかありました。
本書を読んで、考えるためのヒントを手に入れることができましたが、それはほんの一部に過ぎないのだろうなと思いました。
考えることをきたえていくには、本書にあったヒントみたいなものを他にも得ていかなければならないし、自分で考えることを繰り返して視点を増やしていく必要があるようです。
知的複眼思考法にもアウトライナーが使えそう
あらためて、考えるとはまだ見えていないことに目を向けることだと思います。
そのためにはまさに、アウトライナーが使えそうだと思いました。
アウトライナーを使って、アウトライン項目を作ります。
その項目を見ていると、下位項目、上位項目が思い浮かんできます。
出てきた項目が考えたことになりえます。
まとめ
考えるためのいいヒントを得ることができます。
これを読んで、考えるプロにいきなりなれるわけではなく、考える訓練を続けたり、考えるヒントを得ていく必要があるでしょう。