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DNA2重らせん

試してみた

スピンラザ注射を受けるための腰椎穿刺をしました

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この記事は私個人の体験をまとめたもので、すべての人には当てはまらない場合があります。

医療に関する情報の精度はできるだけ高くするように努めておりますが、利用される場合はご自分で確認をお願いします。

 

※2800文字以上の長文です。

 

はじめに

前の記事に書いていたように、スピンラザを脊髄に注射できるかどうか、髄液採取をしてテストすることになっていました。

スピンラザの治療を受けるまでが大変

 

正式な呼び方があるのかわかりませんが、それを腰椎穿刺というのでしょうか。
なんか、入院のときの説明でそういう記載がありました。
それでこのたび、その腰椎穿刺をしてきました。

 

結果は無事にできたわけですが、けっこうな困難がありました。

そういうわけで、早速まとめておきます。

 

 

第1日目

今回のテストは2泊3日の日程で行いました。

1日目は安静が目標です。
ところが、今回ちょうどこの入院テスト開始のときに、便秘になってしまっておりました。

それがまさに災難のはじまりになりました。

ちょっとこれは今回のテーマとはずれそうなので、関心なければ2日目に進んでください。

便騒動

ただ、私にとっては今回なにが大変だったかといえば、これなので書いておきます。

便秘でもテストはできるとのことですが、途中で便意がくると困るだろうから、下剤を事前に使っておくことにしました。
晩ごはんの後にテレミンという坐薬をいれました。

30分くらいたった頃と思います、きました。
トイレに行くと、薬がずっと効いているような感じで、トイレから離れられませんでした。

2時間くらいはトイレにいました。

 

それでおさまるかと思いきや、また2時間後くらいにきました。
それでまた、たぶん1時間はトイレにこもりました。

 

さらに、その2時間後くらいにまたきました。
また1時間くらいトイレにいました。

 

そうこうしているうちに体は冷えきってしまい、今度は眠れなくなってしまいました。

どうも出切らない固い便が残っていたのでしょう。

 

その後は、もう朝の6時くらいでしたがまたきました。
トイレに行くと、固い便のいくらかが出たようで、かなりスッキリしておさまってきました。

 

 

第2日目

前日の便騒動のせいで、私が感じる限りでは体調と気分はよろしくない状態でした。

でも、今日が本番です。

 

 

準備

腰椎穿刺は、昼過ぎからでした。

それで、昼ごはんは抜きでした。
飲み物もできるだけ控えるようにとのこと。

私のこの時の便状態にとっては、まあ好都合だったのかもしれません。

 

 

午前中は、健康状態を調べるための採血をしました。
問題なかったみたいです。

腰椎穿刺前には、ラクテックの点滴を始めました。
昼ごはんなしのぶんの、水分とかイオンとかの補給ですね。

それと上着を手術着に着替えました。

 

 

X線透視室にて

腰椎穿刺は、X線透視室でしました。
レントゲンの画像をリアルタイムで見られるようなところです。
必殺仕事人の経師屋の必殺シーンで見られる映像みたいなものが見える感じでしょうか。

私の場合は、側弯症が進んでいるからです。
通常は病室でおこなったりもするようです。

透視室には医師が2,3人とレントゲン技師さんと看護師さん2人いたようです。
そんなに大変な検査になるのかと、ドキっとしました。

 

側弯症が進んでいるから、かなり時間がかかるか、あるいはできないこともあるかもしれませんでした。
さらに、途中でこらえきれない便意がくるかもしれないという恐怖まであったのです。

まさに、ウンメイのとき。

横向きで丸まった状態で位置に着きました。

 

途中の写真はありませんが、後で撮ったものはあります。
けっこうな変形がある背中なので、隠しておきます。
関心あれば、自己責任で見てください。

背中

退院後に撮ったものですが、画像を見せちゃいます。
寝ている状態なので、だいぶ背中の骨は伸ばされています。

腰椎穿刺後の背中

腰椎穿刺後の背中

 

心拍数と血中酸素濃度などを図る心電図モニターをつけながらおこないました。
その画面は見えていました。

酸素は、95から100までキープしていたと思います。

脈拍は、だいたい100以上ありました。
検査の緊張でしょうか、便意がこないかの心配でしょうか。

血圧も途中で何度か測っていました。
いつも通りの上90いくつかと下60いくつかの数値でした。
安定の低血圧です。

 

 

準備終わり、穿刺開始

腰の骨の位置を入念に確認されました。

その後、消毒。

そして、局所麻酔です。
局所麻酔はインフルエンザの予防接種みたいな感じでした。
表面とちょっと奥のほうに入れたみたいです。

その後にシートみたいなのを背中の刺す周りに貼ったと思います。

 

それからついに、スパイナル針という専用の針がはいりました。

背中の奥のほうの骨をちょっと強く押されているような感じでした。
痛みというような感じはありません。

少なくとも採血や点滴のときの注射のほうがよっぽど痛いです。
まあ私はこれまでに、ざっと針を刺した回数は300を超えているので、慣れで痛みはうすくなっているでしょうけど。
(もちろん、病院の採血や点滴などでも注射での回数です。)

 

 

スパイナル針がはいって間もなく、「おおぉ!」と何人かの声があがりました。
うまく脊髄にはいって髄液が出始めたようです。

医師の1人が今後のスピンラザ注射のために画像を残そうと、iPadを取りに急いで出ていきました。

それから、30分から40分くらいたった頃に予定の5ミリリットルの髄液がとれて、終了になりました。

 

 

検査終了

スパイナル針の角度や位置を念入りに記録して、X線画像を撮ったりしました。

私の主治医の医師が「よかったね」と声をかけて、すぐにスピンラザの注文の交渉に行ってくださいました。

 

ポロっと涙が落ちました。
心電図モニターを凝視していたからドライアイになったのでしょうか。
検査中に便意がこなくてよかった安心でしょうか。
単純にうれしかったからであることを信じましょう。

 

 

検査時間は全部で1時間くらいでした。

あとは2時間の安静でした。
できるだけ頭は水平にして寝たままにする必要がありました。

頭痛とか吐き気が出る場合があるとのこと。
でも、そのような症状は出ずに、お腹の具合もおさまってきてて、夜も普通に眠れました。

 

 

第3日目

朝も頭痛などはきませんでした。

普通にお通じがきました。
そこで、便のかたまりのほとんどが出たようです。

 

これで何も問題なかったので、退院となりました。

 

 

まとめ

スピンラザの治療を受けることが確定しました

念願の治療は、3月後半くらいに受けられそうです。

どう過ごしていくか、真剣に考えたいと思います。

 

 

脊髄注射を受けるには背中が大事だけどおなかも大事

側弯症は防ぐのは難しいでしょうが、できるだけ進まないようにしたがいいです。
私はこれ以上は進まないように、なんか対策します。

あとは、おなか、特にお通じは良い状態にすべきです。
これは今回だけ、私だけの問題かもしれませんが、何が大変だったかと聞かれれば答えずにおれない問題でした。

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